フレーバー物理学国際研究センター(FlaP)
フレーバー物理学国際研究センターでは、2020年代に大きな進展が期待される粒子のフレーバーに注目した物理学の国際的な研究教育を推進し、標準理論を超える新物理の発見を目指し、2023年4月に発足した研究センターです。
現象解析研究部門と基礎理論研究部門の連携により、スーパーBファクトリー実験におけるB中間子やタウレプトン崩壊、高輝度LHC/ATLAS実験におけるトップクォーク、ヒッグス粒子の研究、さらにJ-PARCにおけるミューオン、ニュートリノ、中性子に関する高精度・高感度実験を前進させ、より包括的、多角的に素粒子を研究します。
また、名古屋大学における国際共同研究推進の拠点として、最先端測定装置の開発、最先端データサイエンスを導入したデータ解析を主導して、様々なプロジェクトを横串し、その融合研究から消えた反物質の謎の解明に迫る研究を進めます。