暗黒物質国際研究センター(DarMa)
暗黒物質は電磁波では観測できない物質で、宇宙観測によって存在することはわかっているのですが、その正体はまだ謎です。未知の素粒子である可能性が高いため、暗黒物質の正体を明らかにすることは、宇宙物理学と素粒子物理学にまたがる重要な課題の一つです。
KMIでは、宇宙論的なアプローチから暗黒物質の性質の研究や、暗黒物質の対消滅によって生成されるガンマ線の観測、暗黒物質による検出器中の原子核散乱の観測、加速器実験で生成される暗黒物質の探索など、暗黒物質の正体を探るための多様な研究を推進してきました。
これらのプロジェクトや他の暗黒物質探索のアプローチで知見を共有し、連携を深める国際的なネットワークを形成する拠点として、暗黒物質国際研究センターを2025年4月に設置しました。今後は、ワークショップや共同研究などを通して、暗黒物質の正体に迫ります。