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ノーベル賞緊急講演会 「ヒッグス粒子の正体に迫る」

2013年10月17日(木) 17:00〜

先日、P.W.Higgs氏と、F.Englert氏が「素粒子の質量の起源に関する
機構の理論的発見」によりノーベル物理学賞を受賞したことを受けて、
素粒子宇宙起源研究所(KMI)主催で一般・学生の方を対象とした
緊急講演会「ヒッグス粒子の正体に迫る」を開催いたします。

受賞理由のカギとなった「ヒッグス粒子」に関しての一般的な解説に加え、
名古屋大学における理論的・実験的「ヒッグス」研究を紹介する講演会です。

KMIに所属する研究者は、ATLAS実験の建設と運転、データ解析において活躍し、
この「ヒッグス粒子」の発見に大きな貢献を果たしています。
一方、理論的観点からは、発見された粒子の性質やその本性には未だ
未解明なところも多く、KMIでは、スーパーコンピューターの駆使と
純粋理論的な手法をあわせ、「ヒッグス粒子」の本性を探る理論的研究を
精力的に進めています。

このような「ヒッグス」研究に携わるKMIの第一線の研究者の生の声を
聞くチャンスです。皆様奮ってご参加ください。

KMIは、今後も実験と理論の両面から、ヒッグス粒子の性質を解明し、
その先にある新しい素粒子世界の探求を目指していきます。


ノーベル賞緊急講演会

「ヒッグス粒子の正体に迫る」

日時: 10月17日(木) 17時~19時 (開場16時30分~)
場所: 理学南館  坂田・平田ホール (地図中D2⑦)
対象: 一般、学生(参加費・事前登録不要)


17:00-17:40 「ヒッグス機構とヒッグス粒子」
倉知昌史(素粒子宇宙起源研究所基礎理論研究部門・特任助教)
(スライド
PDF,
Keynote)
17:40-18:20 「ヒッグス粒子の発見とさらなる新粒子を求めて」
戸本誠(素粒子宇宙起源研究所現象解析研究部門・准教授)
(スライド
PDF)
18:20-19:00 「ヒッグス発見の向こうに -大規模数値計算で探る新法則-」
青木保道(素粒子宇宙起源研究所基礎理論研究部門・准教授)
(スライド
PDF)

[KMI Higgs lecture]


本講演会は、あいちサイエンスフェスティバル2013参加企画です。


USTREAM配信が決定しました。

あいちサイエンスフェスティバルメイン企画チャンネルからどうぞ。

会場案内

地図中の赤い矢印の先が会場となる建物(理学南館)です。

地下鉄で来られる方は、2番出入口から出て、そのまま道沿いに真っ直ぐ進んでください。
しばらくすると、右手に郵便局がありますので、さらに進んでください。
郵便局を越えて最初の右手の入り口から大学構内に入ってください。
(入り口と反対方向に横断歩道があります。上記地図中左端中断信号付近です。)
構内に入ったら道沿いに真っ直ぐ進んでください。(上記地図中、横向きの点線に沿って歩く形になります。)
坂を越えてしばらく進むと左手にカフェがあります。
その向こう側の左手にあるガラス張りのエレベータがついている建物が理学南館です。
自動ドアからお入りください。

理学南館の外観です。左下に見えている赤と黒にCraigと書かれているものがカフェの看板です。

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