先端加速器科学技術推進シンポジウム2010 in 名古屋 『先端加速器で解き明かす宇宙の謎 「B ファクトリー」から「リニアコライダー」へ』
開催日:2010/11/27(土)
先端加速器で解き明かす宇宙の謎 「B ファクトリー」から「リニアコライダー」へ
宇宙創成・進化・終焉の謎、宇宙とそれを形作る物質・空間への探求は、まさに有史以来の人類共通の知のフロンティアへの挑戦です。私たちは、最先端の加速器実験を駆使して宇宙の初期状態を再現し、この謎に挑んでいます。日本は、「Bファクトリー」でこの分野をリードし、その成果が小林・益川両博士の2008 年ノーベル物理学賞受賞につながりました。今後は、Bファクトリーを更に増強した「スーパーBファクトリー」、さらに「リニアコライダー」によって、新しい物理世界の探索、宇宙創成の謎の解明を進めようとしています。こうした探求は、名古屋大学においても、小林・益川理論を生んだ理論、「Bファクトリー」を主導する実験の双方で活発に進んでいます。本シンポジウムでは、こうした先端加速器実験における日本の貢献を紹介し、今後大型加速器を使う「国際リニアコライダー計画」において日本が果たすべき役割と意義について理解を深めます。
日時: | 平成22年11月27日(土) 13:30〜17:00 (13:00開場) |
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場所: | 栄ガスビル 5階 ガスホール 名古屋市中区栄 3-15-33 |
主催: | 名古屋大学 素粒子宇宙起源研究所 先端加速器科学技術推進協議会 |
後援: | 高エネルギー加速器研究所 |
入場: | 無料 / 定員 250名[事前参加申込が必要です] |
先端加速器科学技術推進協議会事務局宛てに電子メール emAdd(‘sympo’, ‘aaa-sentan.org’); または FAX 029-879-6241 にてお申込下さい。[定員になり次第締切ります]
こちらの ご案内および参加申込書(2ページ目) もご利用ください。
プログラム
1 | 開 会 |
2 | 主催者挨拶 |
3 | 講 演 |
『BファクトリーからスーパーBファクトリーへ 』 名古屋大学素粒子宇宙起源研究所 現象解析研究部門長 飯嶋 徹 |
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『ビッグバンを再現する究極の加速器 国際リニアコライダー計画』 高エネルギー加速器研究所 所長 鈴木 厚人 |
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『現代科学と社会』 名古屋大学素粒子宇宙起源研究所 所長 益川 敏英 |
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4 | パネルディスカッション:『日本の英知が宇宙の謎を解く』 パネリスト: 講演者 及び 名古屋大学素粒子宇宙起源研究所 基礎理論研究部門長 棚橋 誠治 モデレーター: 多摩六都科学館 館長 高柳 雄一 |
5 | 総括質疑 |
6 | 閉 会 |