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宮武准教授・風間准教授が創発的研究支援事業に採択されました

2022.01.13
ニュース / トピックス

KMIの宮武広直准教授と風間慎吾准教授が、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)による創発的研究支援事業に採択されました。

本事業は、特定の課題や短期目標を設定せず、多様性と融合によって破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す「創発的研究」を推進するために設けられ、既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な多様な研究を、研究者が研究に専念できる環境を確保しつつ原則7年(審査含み最大10年)という長期にわたって支援されるものです。

 

宮武准教授

採択課題:多波長観測で拓く高赤方偏移宇宙論

「この度はJST創発的研究支援事業に採択され大変光栄に思います。本研究では、宇宙が生まれてから10億年後の宇宙の構造を調べることによって暗黒エネルギーの性質やアインシュタインの一般相対性理論の検証を行います。新しい物理が見つかる可能性があり、非常にエキサイティングな研究です。本申請にあたり、手厚い支援を頂いた学内URAの皆様とアドバイザーの先生方に心よりお礼申し上げます。」

 

風間准教授

採択課題:極低放射能技術で解明する宇宙暗黒物質の謎

暗黒物質はその存在が提案されてから非常に長い時間が経過していますが、未だその詳細が謎に包まれた未知の物質です。この現状を打破するために本研究では、JST創発的研究支援事業を通じて究極の低放射能環境を実現したいと考えています。これにより、暗黒物質の背後に潜む物理の解明や、新たなニュートリノ天文学の開拓を行いたいと考えています。また本申請に際しまして、多大なるご支援を頂きました学内URAの皆様やアドバイザーを努めていただきました皆様にこの場をお借りして心より御礼申し上げます。