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「重フレーバー素粒子物理学国際研究ユニットのシンポジウム」を3月14日ー15日に開催しました。

2016.03.17
ニュース / トピックス

3月14、15日の二日間にわたって、重フレーバー素粒子物理学国際研究ユニットのシンポジウムが開催されました。同国際研究ユニット(代表:飯嶋徹現象解析研究部門 教授)は、名古屋大学研究大学強化促進事業B−1メニューで平成26年度に採択され、SuperKEKB加速器でのBelle II 実験とLHC加速器でのATLAS実験、そして理論研究の連携で標準理論を超える新しい物理の探索と性質の解明を目指しています。「Interplay between LHC and Flavor Physics」と題した今回のシンポジウムでは、素粒子現象論の世界的な第一人者として知られる John Ellis 博士(King’s College London)をはじめ7名の外国人研究者を含む45名の研究者が参加し、LHCで得られた最新実験結果や今後期待される実験結果、これから運転を開始するSuperKEKB/Belle II実験や関連する実験で期待される成果、そしてこれらのデータから理論的にいかにして新物理の兆候を捉え、新物理の解明を目指すのかについて熱心な議論が行われました。また、初日の夕方に開催されたポスターセッションでは、若手研究者による19件のポスター発表が行われました。同ユニットでは、今後続々と得られる新しい実験データを新物理の探求を進めてゆきます。

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