MENU閉じる
名古屋大学公式サイトへ
ホーム » お知らせ » KMI Science Communication Teamが令和3年度 名古屋大学総長顕彰に選ばれました

KMI Science Communication Teamが令和3年度 名古屋大学総長顕彰に選ばれました

2022.04.20
ニュース / トピックス

KMI Science Communication Teamは素粒子・宇宙分野の有志の学生を中心にしたネットワークです。KMI Science Communication Teamは令和3年度 名古屋大学総長顕彰の「正課外活動への取り組み」部門に選ばれました。これまでの活動が評価されたことに祝意を表すとともに、今後の活動の発展に期待したいと思います!

 

◆受賞者のことば(代表:藤原素子さん)
「大学院生として科学を伝える、科学でつながる」

KMI Science Communication Team は、素粒子・宇宙物理分野のアウトリーチを行う学生主体の有志団体です。研究室も学年も異なる大学院生が協力し、一般向けの科学記事の執筆・発信などを行っています。大学院生の立場で科学を伝える意義として、(1)より身近な科学の語り手として社会に発信できること(2) アウトリーチ活動が大学院生の自己育成の場となることが挙げられます。「本学の素粒子・宇宙物理学分野において、大学院生が科学を発信する活動拠点を確立したこと」が評価され、今回の受賞に至りました。また、専門知識を有した素粒子宇宙起源研究所の研究員とともに一般向け記事を共同執筆するなど、「身分や研究室の垣根を越えた学術交流を実現していること」も高く評価されました。今後は他分野・他研究機関のコミュニティとも連携し、大学院生によるアウトリーチ活動をさらに盛り上げていきたいと思います。

 

◆名古屋大学総長顕彰での講評
「科学をより身近なものへ」「アウトリーチ発信が自己育成となる」という活動意義に基づき、付箋紙を用いたWebコンテンツ・連動グッズ作成などユニークな活動を実施した。素粒子・宇宙物理研究の面白さを広める企画・運営を大学院生が中心となって行うことは、研究室の垣根を超えた交流に繋がり、大学院生の視野が広がるという教育効果も生み出している。素粒子・宇宙物理研究の裾野を広げ、研究者を育成する上で大変有意義な活動であり、今後の発展を期待する。

 

令和3年度 名古屋大学総長顕彰の授与式の様子・講評

KMI Science Communication Teamの活動