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野中千穂助教 平成23年度 文部科学大臣表彰 若手科学者賞 受賞記念講演会を開催します。

野中千穂助教 平成23年度 文部科学大臣表彰 若手科学者賞 受賞記念講演会のお知らせ


この度、野中千穂助教が 『量子色力学相図の現象論と第一原理による包括的な研究』の業績により、 平成23年度文部科学大臣表彰若手科学者賞を受賞されたことを記念し、 以下の日程で受賞記念講演会を開催いたします。
講演終了後、野中千穂助教の若手科学者賞受賞を祝し、祝賀会を予定しております。
多くの方々のご参加をお待ちしております。


題目:クォーク・グルーオン プラズマ 探索
日時:2011年6月3日(金) 16:30〜18:00 (16:00開場)
場所:名古屋大学 ES総合館6階 素粒子宇宙起源研究機構 理学シンポジア(635) (地図32番の建物)

概要:

クォーク・グルーオンプラズマ生成を目標に70年代より一連の重イオン衝突実験が行われてきました。この中2000年から稼働のRHIC での強結合QGP(sQGP)生成成功、昨年よりLHCで重イオン衝突実験稼働開始、とクォーク・グルーオンプラズマをめぐる物理にますます目がはなせな い状況となっています。この中、重イオン衝突実験からQCD相図の情報や、クォーク・グルーオンプラズマの物理を理解するために現象論的模型、第一原理計 算の双方からの研究を行ってきました。ここではこれまで行ってきた研究、現象論(相対論的流体模型、リコンビネーション模型)、第一原理計算として格子 QCDによる研究(有限密度におけるハドロンの性質、現象論のインプット)を簡単に紹介する予定です。さらに最近のLHC実験結果をふまえこれからの重イ オン衝突実験をめぐる物理の動向を探りたいと思います。


参加をご希望の方は、5月31日までに下記の参加申込書を電子メールでお送りください。
宛先: 赤松幸尚(名大・KMI) <akamatsu@kmi.nagoya-u.ac.jp>

-----------参加申込書-----------

お名前(所属):

連絡先(電子メール):

祝賀会(参加費3000円):                     参加・不参加


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