Nagoya University: Kobayashi-Maskawa Institute for the Origin of Particles and the Universe (KMI)

Nagoya University

Japanese


Tau-Lepton physics research center & KMI experiment seminar
"LHC-ATLASの最新結果 "
長谷川慧、青木雅人
(Nagoya University, KMI)
May 22, 2013 (Wed) 15:30-
KMI Science Symposia (ES635)
Abstract:
LHC-ATLASでは陽子陽子衝突データを用いた素粒子実験により、標準理論を越えた新物理の
発見を目指した研究が行われている。2012年までには重心系エネルギー7 TeVと8 TeVで
計25 fb^-1のデータを蓄積した。2015年から開始する前人未踏のエネルギー13 TeVでの
実験に先立ち、これらデータを用いて現在の素粒子標準理論を検証することが重要である。
本講演ではATLASの最新結果について、標準模型の検証がどこまでの精度で行われているか、
また、昨年確認された質量125 GeVのヒッグスらしき信号についてどこまで理解されて
きたかを報告する。