名古屋大学KMIが主導する日欧共同実験OPERAは、ニュートリノ振動現象によってミューニュートリノ
からタウニュートリノへ変化する現象を、本学のオンリーワン技術である原子核乾板を主体とする検出器によって検出する実験を進めてきました。この度、2008-2012年の5年間分のデータ解析によって、5例目のタウニュートリノ反応の検出器に成功し、「ニュートリノ振動現象存在の立証」に成功しました。
本成果は、2015年6月15日にイタリア・グランサッソ研究所によるセミナーにて報告されました。
プレスリリース
(名古屋大学) : http://www.nagoya-u.ac.jp/about-nu/public-relations/researchinfo/upload_images/20150615_esi2.pdf
(グランサッソ研究所) : https://www.lngs.infn.it/en/news-fisica/tau-neutrino-appearance
(セミナー案内) : https://agenda.infn.it/conferenceDisplay.py?confId=9799