現象解析研究センター 【名古屋大学 素粒子宇宙起源研究機構(KMI)】

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2011年Belle実験データ解析の最新結果

2011年7月にフランスのグルノーブルで開催された国際会議 EPS-HEP2011 で Belle実験で測定されたτLFV上限値の最新の結果が公表されました。 右図オレンジで示された領域の赤丸が今回新たに公表された結果で、τ→lhh', τ→hΛの分岐比上限値がBelle実験の全データを用いてτチームにより評価され、 Belle国際共同実験の成果として、早坂准教授により公表されました。 τ→lhh'は Higgs mediated SUSY modeに対して感度が高く、τ→hΛは SUSY GUT modelに対し感度が高いモードで、 従来の測定結果と比較して約1.5倍の感度で上限値を測定することに成功し、このような model に対しより厳しい制限を与えることができました。



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