現象解析研究センター 【名古屋大学 素粒子宇宙起源研究機構(KMI)】

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basf2/gbasf2講習会を開催しました

 大規模な国際共同実験として行われる高エネルギー素粒子実験では、多くの場合はデータ管理や解析などの効率化のため、参加する研究者が使用する共通の解析フレームワークが開発されます。
 23ヶ国・地域から約600名が参加しているBelle II実験でも、Belle II AnalysiS Framework(basf2)と呼ばれる解析フレームワークの開発を精力的に進めています。また、大量のデータを収集するBelle IIでは、全世界のコンピュータを接続してグリッドコンピューティングシステムを構築し、gbasf2(Grid basf2)を用いてデータの保存や解析を行います。
 8月27-28日に、basf2/gbasf2の日本人向け講習会がKMI現象解析研究センターの主催で開催されました。国内主要大学、研究所の学生や若手研究者を中心に26名が講習会に参加し、Belle IIで使用されるグリッドコンピューティングシステムやbasf2/gbasf2の使用方法などを学びました。




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