2015年11月25日、時空を支配するアインシュタインの一般相対性理論は誕生100年を迎えます。一般相対性理論は宇宙の膨張とブラックホールの存在を予言しました。そして、これまで観測からその予言はことごとく支持されています。一方、宇宙の加速膨張を支える暗黒エネルギー、暗黒物質の正体の謎などをはじめとする大問題も残されています。そこで、当機構では市民講演会を行い、市民と学生のみなさんに時空理論とその周辺の研究の歴史、展開、そして最前線に触れて頂きたくこのような機会を設けました。是非楽しんでください。なお、講演者の梶田先生が2015年ノーベル物理学賞を受賞されます。おめでとうございます。
日時:2015年11月21日(土) 13:00-16:30
場所:名古屋大学 理学南館 坂田・平田ホール
定員:300名(当日先着順)
入場:無料
主催:名古屋大学素粒子宇宙起源研究所
共催:名古屋大学大学院多元数理科学研究科、理学研究科
企画協力:一般相対論誕生100年記念市民講演会委員会
12:30 開場
13:00 挨拶 名古屋大学教授 白水徹也
13:05 京都大学名誉教授 佐藤文隆
「一般相対論の誕生」
13:35 名古屋大学教授 杉山直
「アインシュタイン最大の成功?」
14:05 休憩
14:20 名古屋大学教授 國枝秀世
「天文観測に見られる相対論効果」
14:50 東京大学教授 梶田隆章
「重力波の観測に挑む ーアインシュタイン100年の宿題ー」
15:40-16:30 質問、討論(ニュートリノに関する質問も受け付けます)